激臭!たぬきのためふん対策。クサくて山積みのたぬき問題・解決法!
普段は森の中で生活しているタヌキを目にすることは少ないです。しかし、ときに庭先や公園、住宅街にまで姿を現すことがあります。見た目はかわいらしくても、タヌキはじつは害獣の一種。さまざまな問題で人々を悩ませます。
とくに問題となるのが「ふん害」です。ふんは衛生面で人間に害を及ぼします。ひどいと病気にかかる可能性もあります。掃除しても再びふんをされるというケースもあり、しつこく厄介なため、無視はできません。
放置しておくと非常に厄介でさらなる悲劇を招くふん害は、早めに対処しておいて損はありません。この記事では、今たぬきのふんに悩まされている方にとって有益な情報をまとめました。たぬきのふんについての基本的な情報からたぬき対策の方法まで、ふん害解決に役立つ情報を頭に入れましょう。
目次
▼たぬきのふん、対策しないと「ためふんの山」に!
キャラクターになることが少なくないたぬき。そのため、たぬきの見た目についてはよく知っている方が多いでしょう。では、生態についてはどうでしょうか?とりわけふんについては謎という方も多いはずです。ここでは、たぬきのふんについて、紹介します。
◆たぬきのふんの特徴
2~3cmほどの楕円形をしたふんをみつけたら、それはたぬきのふんである可能性が高いです。排泄されたばかりのふんは黒いですが、乾燥すると乾燥して薄い灰色になります。たぬきのふんは、非常にニオイがきついことで知られています。
雑食であるたぬきは木の実や昆虫を食べるため、ふんのなかにそういったものが消化されないまま混ざって排泄されることもあります。
◆たぬきの「ためふん」という厄介な習性
「ためふん」という言葉をご存知でしょうか?たぬきが害獣として厄介なのは、このためふんという行動パターンがあるからです。ためふんとは、1つの場所にふんを何度も何度もすることです。いわばたぬきにとってのトイレのような場所です。ためふんをする場所は、1家族に10か所ほどあるのが通常のようです。
ためふんをする場所は、たぬきの一家族で共有されます。親・子・孫など1つの家族の中のたぬきは同じ場所にふんをしますので、家族の中での集団意識に繋がり、「ここは自分の縄張りだ」と示すのにも役立っていると考えられています。
◆たぬきのふんを早期対策するべき理由
たぬきにふんをされたとわかったら、できるだけ早く掃除しなければなりません。家族意識が強いため、ふんが残っていればふんをしたたぬきだけでなくその家族までフンをしに来るようになるからです。家族全員に共有されるのは時間の問題でしょう。
ためふんをされる場所には、コロコロと小さいふんが何十、何百と重なります。放置すればするだけ数は増え続け、50cmの大きさの丘がこんもりとできあがってしまうケースもあります。ふんが少ないうちに掃除と忌避をすることが重要なのです。
▼侮れない……たぬきの怖い一面とは
特定の排泄場を決めて家族で縄張りをつくるたぬきにとって、ためふんは重要な行動です。そのため、排泄場を掃除してもしつこくふんをしに来ることが少なくありません。さらに、近くに住み着いたたぬきはありとあらゆる弊害をもたらします。どのような害があるのでしょうか?
◆たぬきは簡単には「ためふん」を諦めない!
たぬきはとにかくしつこいです。ためふん対策をしてみても、ちょっとやそっとのことでは一度ためふんしたを場所は諦めません。
たぬきは夜行性ですので、私たちが寝静まっている夜中にふんをしに来ます。夕方までにふんをきれいに掃除しておいても、朝になると新しいふんが溜まっているのです。毎日掃除をしても次の日には糞が溜まるので、掃除だけではどうにもなりません。
◆たぬきの脅威は「ためふん」だけではありません
・騒音とニオイ
一度ためふんする場所と認識されてしまえば、その場所の近くにたぬきが住み着く可能性も十分にあります。屋根裏など家の一部に隠れて住み着かれれば、たぬきによるニオイや騒音に悩まされるでしょう。
・感染症
野生のたぬきは、いろんな病原菌を持っている可能性があります。人間への病気の感染はもちろんですが、とくに注意したいのはペットへの感染です。動物同士なので、病気が感染する可能性が高いでしょう。また、家畜を飼っている牧場やご家庭でも、病気に気を付ける必要があります。
・食害
庭や畑では、育てている植物や野菜を食べられる危険性もあります。たぬきは雑食性の動物で、トウモロコシやスイカなどありとあらゆるものを口に入れます。田畑を所有している方はとくに注意が必要です。
また、住宅街ではゴミ収集場でゴミを食べ散らかしたりするような被害も起こりえます。
▼たぬき対策に有効な方法
たぬきによるためふんの被害をなんとかして止めたい。思い立ったら、すぐに行動を起こしましょう。ポイントとしては、ふんをさせないようにするのではなく、“タヌキ自体が立ち入らないような環境にすること”です。ここからは、4つの対策方法をご紹介します。
◆ネットや金網でバリケードを作る
まず試したいのがネットや金網などを張る方法です。たぬきが通り抜けられないような高さに設置します。田畑や庭などの広範囲を守りたい方にとっては市場効率的な方法でしょう。
電気柵ならたぬきが触れるとビリビリと電気が流れるので、今後怖がって寄り付かなくなる効果が期待できます。ただし、ネットも金網もすり抜けられれば効果はゼロです。丁寧にぬかりなく張る技術が必要です。
◆害獣除け用のトゲトゲマットを敷く
害獣や野良猫を忌避するグッズとして販売されているトゲトゲマットを、たぬきに応用してみましょう。マットの表にはトゲトゲが付いていて、上を走るたぬきに効果を発揮します。
たぬきの通り道が分かっているときや、通りそうな道があるときには、このマットを使ってみると効果があるかもしれません。通り道の距離が長い場合は複数使い、幅が広ければ幅が広いタイプを使うなど、適宜サイズ調整してくださいね。
◆たぬきが嫌う香りや忌避剤を利用する
後ほど詳しくご説明しますが、駆除のためであってもたぬきを傷つけたり捕獲することはできません。そのため、「忌避すること」がたぬき駆除の基本になります。忌避剤としては、臭いで攻撃するタイプや煙を炊くタイプの忌避剤が主流です。
臭いタイプではオオカミの尿の臭いなど、たぬきの天敵の臭いが使われているものは効果が高いとされています。また、煙タイプは山火事の際に上がる煙だと勘違いして逃げていくという仕組みです。
◆音や光で追い出すアイテムを使う
そのほかには、超音波や大きな警報音でたぬきを不快にさせる忌避グッズや、LEDライトで夜間に田畑や家に入り込もうとするたぬきを怯えさせるグッズもあります。たぬきなどの害獣の気配をセンサーで察知して自動で作用するグッズもあり、その利便性は高いといえます。
▼ご注意、たぬきを傷つけるのはご法度!
徹底的にたぬきを駆除したいと思うと捕獲しようという思いが浮かびますが、許可がないと捕獲はできません。たぬきは鳥獣保護法で保護対象となっている生き物で、勝手に致死させたり、捕まえたり、傷つけることはご法度なのです。
もしもゲージなどを使って捕獲したいのであれば、市区町村の行政に申請をして許可を得る必要があります。
▼クサくてしつこいたぬきに敗北?業者依頼で決着を
対策を施しても、あの手この手でためふんをしに来るたぬき。対策グッズを使った簡単な対処が効かないということも多々あります。「駆除するのは無理なのかな……」と思っても、諦めるのはまだ早いです!自分だけの力ではダメでも、害獣駆除のプロなら期待できます。
◆たぬき駆除のプロによる対策はここが違う
なにより、業者に依頼すれば調査から駆除まですべての面倒ごとをいっぺんに任せてしまえます。捕獲の許可を得る手続きに関しても、業者に任せれば手間いらずです。
駆除方法についても、自分でやるよりも何倍も高い効果が見込めます。素人にはないたぬきに関する知識と駆除技術、そしてプロだからこそ扱える道具を駆使して、確実な駆除が可能です。
アフターフォローがしっかりした業者を選べば、駆除後も安心です。業者によっては依頼後数ヶ月~1年間の保証期間が設定されています。再発防止のためにこれからやるべきことを相談したり、予防策を施してもらったりといったこともできます。
◆たぬき対策の費用相場ってどれくらい?
「たぬきを追い出し、ふん害とも完全におさらばしたい。」となると業者に依頼するのが一番ですが、プロに任せるにはそれなりに費用がかかりますよね。いくらかかるか気になりますが、被害状況やどんな対策をするか、ご家庭の環境によって作業内容も費用もさまざまですので、費用の相場をネット上で知ることは難しいです。
費用を知ってから依頼するか決めたい場合には、見積りを依頼するのが基本です。見積書には費用の詳細が記載されていて、何にいくらかかっているのかが一目でわかります。
いくつもの業者に見積りをお願いして比較(相見積り)すれば、おおよその相場もわかります。まったく同じ作業を依頼しても、業者によってトータル費用は左右されますので、見積りを片手にどの業者に依頼するか吟味しましょう。
▼まとめ
たぬきはふわふわでかわいらしい見た目とは裏腹に、「ためふん」の習性で人々を悩ませます。ほかにも、畑を荒らしたり屋根裏に住み着いたりなど、一度住み着くといろいろな厄介ごとを引き起こす厄介者です。だからこそ、早め早めの対処が何よりも重要なのです。
たぬきへの対処としては、バリケードやマット、忌避剤などの便利グッズを利用した方法があります。ただし、たぬきを捕獲することや傷つけることはご法度ですので、許可を得るか、業者に任せて対処してもらわなければなりません。
業者依頼の際は、見積りが大事です!費用にも業者の腕にも安心して依頼できるよう、複数の業者に連絡を取って、ご自身が一番いいなと思う業者に任せてみてください。
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