ハクビシン駆除で失敗しない!確実に追い払う方法を伝授します
アライグマのような見た目の害獣「ハクビシン」。ハクビシンが住むのは森や山間部などの郊外が中心です。しかし近年、ハクビシンは人間の家に住み着き、被害を生んでいます。
ハクビシンを上手に撃退、予防、対策をする方法はあるのでしょうか?今回はハクビシンの被害対策の方法や、家に侵入させないための予防策の紹介をしていきます。ハクビシンの被害に悩んでいる、もしくは予防したいかたは、ぜひ参考にしてみてください。
目次
▼ハクビシンってどんなヤツ?生態をチェック!
ハクビシンというと、ピンと思い浮かぶ人は少ないのではないでしょうか?ここからはハクビシンの生態やおもな生息地についてふれていきます。
ハクビシンの生態
ハクビシンは、漢字で「白鼻芯」と書きます。その名前のとおり、ハクビシンには鼻先から耳元まで長く入った白い筋があります。見た目はアライグマのようですがその体長は大きく、体は約60cm、尾の長さが約40cmです。大きいものでは1m以上になることもあります。
ハクビシンは可愛らしい見た目とは裏腹に、「有害鳥獣」として指定されるほど、人間に害を及ぼす動物としても知られています。とくに、主な住みかの郊外では農作物を食い荒らすことで、我々の生活にも大きな被害を与えています。
ハクビシンは雑食で、あらゆるものを食べます。虫や鳥、そして人間が出すゴミも漁り、食べてしまうこともあります。なかでも好物は果実です。
ハクビシンの生息地
ハクビシンの主な生息地は郊外です。器用で運動能力の高いハクビシンは、主に山間部や森のなかに住み、好物の木の実や果物を食べて暮らしています。習性は夜行性で、日中は住みかで寝ていることが多いようです。
じつは鳥獣保護法に守られている
ハクビシンは有害鳥獣として指定されています。しかし一方で鳥獣保護法によって保護されている動物でもあります。
仮に、ハクビシンが農作物を食い荒らすなどの被害があれば、申請をして捕獲することも可能です。しかし、被害のない状態では捕獲することはできません。
▼ハクビシンによる被害は数知れず…被害の実態とは
ハクビシンの主な住みかは郊外です。しかし、最近では人間の多く集まる都市部にも住むようになってきました。環境適応能力が高く賢いハクビシンは、家の天井裏にも住み着きます。もしハクビシンが自宅の屋根裏や天井裏に住み着いてしまったら…。
ハクビシンによる主な被害は農作物を荒らされること。しかし、この被害が発生するのは、農作物を育てている農家さんのみでしょう。一方で、家の屋根裏に住み着いたハクビシンがもたらす被害は、我々の生活にも大きな被害を及ぼします。
ハクビシンが屋根裏や天井裏に住み着いたときの、主な被害は糞尿による被害です。ハクビシンの糞尿が原因で虫が発生したりします。また、ハクビシンは電気コードをかじったりすることもあるので注意が必要です。
ハクビシンによる被害は、もはや他人ごとではありません。万が一、ハクビシンが自宅に住み着いたら、すぐに駆除を検討したほうがよいでしょう。
▼ハクビシン駆除に効果アリ!手軽に使える対策グッズ
このようなハクビシンによる被害を考えると、ハクビシンの侵入を防ぐための予防策の必要性がわかってくるのではないでしょうか?ハクビシンの侵入防止や駆除に効果があるグッズはいくつか市販されています。
ここではそのなかから、代表的なものをいくつかご紹介します。
物理的に被害を防ぐ!スパイク
大量のトゲが付いたスパイクは、物理的にハクビシンの自宅への侵入を防ぎます。市販されているのは鳥よけのものが多いですが、鳥よけのものでも効果は望めます。また、併せてハクビシンの侵入経路になる「小さな穴」などにネットを付けておくのも効果的です。
イヤな臭いでハクビシンを近づけない!忌避剤
ハクビシンの特徴は、学習能力が高いことです。そのため、自宅が苦手な場所だと思いこませれば、ハクビシンが近寄ることを防ぐことができるでしょう。
市販されている忌避剤(きひざい)には、ハクビシンが苦手とする臭いや成分が含まれています。いくつか自宅のまわりや庭に設置すればハクビシンを遠ざけることができるでしょう。
音や光でハクビシンを遠ざける!光や超音波で撃退
動物が人間よりも聴覚や嗅覚が優れているのは周知の事実です。ハクビシンが嫌がる超音波や、強い光でハクビシンを遠ざける機械も効果があります。
機械を選ぶときのコツは、超音波の周波数が選べるものにすることです。学習能力の高いハクビシンは、何回も超音波を聞くと慣れてしまいます。そのための対処法は超音波の周波数を変えることです。機械を購入する際の参考にしてみてください。
これらのグッズを使うことで、ハクビシンの対策や自宅への侵入を予防することができるでしょう。一方で、すでに自宅に住み着いているハクビシンに向けて使うときは、ハクビシンが暴れ出す可能性がありますので、注意してください。
▼環境を変えることも大事!あなたの家も見直してみて
ハクビシンが近づいてくる家には、理由があります。逆にいえばハクビシンが近づいてくる理由がなくなれば、ハクビシンは近づいてこないということです。家の環境を見直せば、効果的にハクビシンによる被害を防ぐことができるかもしれません。
ハクビシンのエサになるものは放置しない!
ハクビシンは雑食性です。そのため人間が出したゴミも漁って食べてしまいます。しかも、ゴミを取りに行っても危険がないと判断したら何度もやってきます。こうした事態を防ぐには、外にゴミを放置しないことが一番の方法です。
屋根に移動できそうな木の枝はすべて剪定する!
ハクビシンは運動神経が抜群です。たとえば、木の枝から家までの距離が1mほどであれば簡単に飛び移ってしまいます。また、細長い電線もスラスラと渡ってきてしまいます。こうした侵入経路をなくすためには木の枝の剪定や、電線設置の見直しが必要でしょう。
ハクビシンは見通しのよい場所を警戒する!ということは…
ハクビシンは学習能力が高く、警戒心も強い動物です。そんなハクビシンが警戒するのは見通しのよい場所。先の状況が丸見えな、ひらけた空間ではハクビシンも警戒心を強めます。庭の環境や落ち葉の掃除をキレイにすれば、ハクビシン対策も万全でしょう。
▼自分たちではとても手に負えない…そんな状況になったら
「ハクビシンの予防や対策はわかった。しかし、すでにそうした方法では対処できない…」。そういった事態にあるなら、迷わず業者にハクビシンの駆除を依頼しましょう。
駆除の資格を所有している業者に相談するのが安心
先にも触れたように、ハクビシンは鳥獣保護法で保護されている動物です。許可なく捕獲したり、殺傷したりすることは禁止されています。しかし、ハクビシンによる被害は深刻。そんな事態を解決できるのは、資格を持つ業者に依頼をするのが最善策でしょう。
業者に依頼するメリットは、ハクビシンを駆除できることだけではありません。いちどは駆除できても、今後ハクビシンが現れることは十分に予想することができるでしょう。駆除後のアフターサポートも、業者に依頼すれば安心です。
▼よい業者を選ぶためのカギとなるのは「相見積り」!
ハクビシンの駆除を業者に依頼するときにオススメの方法が「相見積り」です。ご存知のかたもいるかもしれませんが、相見積りはいくつかの業者に見積りを依頼し、費用や作業内容を比較、検討する方法です。
ハクビシンの駆除にかかる費用の相場を知ることができ、かつ悪質な業者への依頼を防ぐことにもつながります。相見積りは覚えておいて損はないでしょう。
▼まとめ
ハクビシンの見た目は、アライグマのように可愛らしいものです。しかし、ハクビシンのもたらす被害は可愛いものではありません。農作物を荒らしたり、ノミやダニの発生原因になったりする深刻なものです。
まだ自宅にハクビシンが住み着いていない、もしくは近くで見かける。そんな段階のかたは、早めにハクビシンの対策をしたほうがよいかもしれません。そのために役立つグッズは、本文中に紹介してきたものを参考にしてみてください。
一方で、すでに自宅にハクビシンが住み着いている、被害に悩んでいる。というかたは駆除を業者に相談してみたほうがよいかもしれません。対策グッズでの駆除も不可能ではありませんが、ハクビシンが暴れる可能性や、噛みつく危険性も否定できないからです。
ハクビシンの被害は小さいうちに防ぐ、可能であれば予防する。これらのポイントをおさえれば、ハクビシンを恐れずに快適に暮らすことができるでしょう。
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